小渕優子経済産業大臣と松島みどり法務大臣のダブル辞任が大問題になっています。内閣改造の目玉であった二人の女性閣僚だからこそ期待落ちの感が否めません。大臣自らの辞任はもとより、辞任に至る説明責任まで視野に置いた今後の追及は注目に値すると思います。もう一方、安倍晋三内閣総理大臣の任命責任です。これは、読んで字の如く、ある人物に任せた以上、その人物から発生する事件等に対する責任は任せた側に生じる責任で、大変スピーディーにダブル辞任という形で終息を図ろうとはしたものの、やはり、任命責任に対する追及もこれまた注目に値します。まさに野党の力量と当事者の説明が世論の評価を受けるのです。政治家は国民の代表として国を背負っている以上、自らの内に生じる事件事故等に対する責任の重たさは大変に重いものになることは誰しも承知の事実です。勿論、自分自身も含め、国会から地方議会まで政治に携わる者には信頼が必要です。一度失った信頼を取り戻すことは至難です。今まさに政治に信を取り戻す覚悟で臨まなければなりません。
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