朝早くからのラジオ体操、昼間の学校プール等、子どもたちの声が町中に聞こえる夏休も終わりを告げようとしています。今頃子どもたちはさぞや夏休みの宿題に追われていることでしょう。猛暑日も少なくなり、空の雲も高くなり始め、季節は既に秋になった感が否めません。ところで、秋と言えば秋祭りです。早いところでは沼袋氷川神社が今週末の土日に祭りを挙行しますが、そもそも中野界隈の祭りは江戸市中（現在の新宿以東都心）の夏祭りと違い、農作物の万年豊作に感謝する感謝祭であったはずです。往時は武蔵野のどかな農村風景が広がる中野に引き継がれている祭りの由縁です。とにもかくも、中野区内の秋祭り。地元町会の総代がいて氏子がいて神酒所が設営され、奉納を集め、神輿山車が祭り当日に町中を練り歩くのが毎年の光景です。しかし、昨今、氏子（中野の土地っ子）と称される方よりも、後から中野に在住された方の数が上回っているのが現状です。ということは、神輿を担ぐ人の数が減り始め、山車を引く子どもたちの数も同様に減少します。しかし、地元に根付いた伝統文化を守ることの大切さを氏子の皆さんは今真剣に考えています。このブログを読まれた貴方や貴女。。。いかがですか？さあ！秋祭りに参加しましょう。一緒にみこしを担ぎましょう。