朝一番で眺める東の空。日の出前の清々しい空気に包まれた瞬間の時が私は大好きです。そんな景色を毎朝スマホのカメラ機能で写し、Facebookに掲載するのが私の一日の始まりでもあります。ところで、昨日(9・2)早朝、ベランダに出て掲載されている画像を撮影の最中、未だ寝ぼけていたせいもあってか、私の手からスマホが滑り落ちてしまうことに。スマホはひらひらと舞うように遥か地上まで落ちていったのです。タワーマンションの22階にある我が家のベランダから落ちていくのですから、心の中では、『もう駄目だ!!』『スマホは勿論のこと、すべてのデータが壊れて粉々になってしまう!!』『早朝で人影は見えなかったけれど被害は?』『どうしよう!!』なんとも表現し難い気持ちが湧き何とも複雑な気持ちです。即、我に返ります。1階まで降り、現場に急行します。
まず、敷地内とは申せ、路上を見渡しますが見当たりません!あれっ!確かに此の位置に落ちたはずなのに、と思いながらも丁寧に剪定されている生け垣に目をやると、スマホのカバーだけが生け垣の上に乗っているではありませんか!!スマホの本体は??本体は??路上にも生け垣上にも無い!無い!粉々になっているわけでもない!!すると、朝の静けさも手伝ってか、『ピコッ!ピコッ!ピコッ!』とかすかに機会音が聞こえて来ます。生け垣の中から聞こえてきます。必死になって硬く剪定された生け垣で腕に傷を負いながらも掻き分けます、するとまるで助けを待っているかのようにスマホ本体のカメラが機能したまま音を発しているのです。スマホは生きている!!奇跡だ!!そっと取り上げて見ますとスマホ本体にははかすり傷一つ無く生きています。奇跡が起きたのです。生け垣の真上に落ちたことで生け垣がクッション代わりになって助かったのです。
最後になりましたが、もっともっと奇跡的に大事なことは早朝4時半頃の敷地内とは申せ、二次被害に及ばなかったことです。自らの反省を込めて肝に銘じてます。丁度、この日は義妹の葬儀当日。世の中、目に見えないことってあるんですね。