まちづくり情報

中野の向かう道(交通網の整備•道路編)

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中野区内の交通網整備の現状と方針について触れてまます。まず道路網の整備から見てみますと、主要な幹線道路としては、東西方向には青梅街道、新青梅街道、早稲田通り及び方南通りなど、南北方向としては中野通り、山手通り、環七通り及び中杉通りなどがある。東京都全体の道路ネットワークとして捉えた場合、東西方向の道路は都心部から郊外へ向かう道路として、南北方向の道路は都心部を幾重にも取り囲む環状道路としての役割を担っており、これらの適切な組み合わせ、及び首都高速道路等の自動車専用道路との連携を図ることにより、円滑な道路交通ネットワークが実現されるものであります。

その中でも山手通りは、新宿や渋谷などの副都心に外接する都道の環状道路として非常に重要なものであり、中野区内では計画された幅員は40メートルであるが、暫定的に幅員25メートルの状態が長く続いていました。1980年代になると、山手通りの地下に計画された地下鉄や首都高速道路の整備の具体化に合わせて、山手通りも渋谷区松濤から豊島区要町までの整備が東京都により進められ、平成27年3月に完成した。なお、山手通りが接する東中野駅西口には中野区が駅前広場を整備。現在、山手通りは車道部4車線に加えて自転車の走行空間や広い歩行者空間植栽等(歩道幅員10m)が整備され、沿道の環境にも配慮したものとなっている。

 

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