既成市街地のまちづくりについて廻る話が地権者との合意形成であることは前回も述べた通りです。今、中野駅直近地区である中野4丁目四季の都市(まち)南側の街区に囲町東地区再開発事業準備組合が結成され、この地域の地区計画が決定、組合設立事業認可に向けた準備に入ろうとしています。およそ地権者の7割から8割が参加すれば出来るのが準備組合であるならば、その大方が参加すれば設立設立まで手続き上は進むことになってます。都市計画決定で高度利用地区の指定を受けて再開発促進区域になったとしても、再開発組合が結成され事業認可を受けても、そこの街区内に暮らしている地権者全員の合意がなければ計画は絵に描いた餅に終わり、工事着工には至りません。また万が一、都市計画を盾にして再開発組合が実力行使に打って出ても、そもそも仲の良かったご近所同士の裁判沙汰になるのが目に見えてますし、最悪の状況下、着工にこぎ着け数年後に竣工を迎えたとしても、残念ながらこの再開発は失敗例として残ることになります。ところで囲町東地区市街地再開発事業。現在、準備組合の段階ですが日々話し合いが継続されている様子です。組合設立事業認可、着工に向けて地権者全員の合意形成を図るために•••(続く)
中野駅周辺の話題