中野サンプラザの将来像について、国家戦略特区指定を受け中野駅周辺地区の容積率規制緩和から高さ300m級のランドマークが中野出来る。東京のここに中野あり！といったランドマークが誕生することによって様々な機能を盛り込んだ施設が創出されるであろうことは私の思いとして本稿で先に述べましたが、その最中、私のFBフレンドの竹内 正巳氏から下記のようなご指摘（コメント）をいただきました。将来の中野サンプラザ上空が羽田空港の新着陸ルートとして飛行するとはついぞや知らずにおりました。大変参考になるご所感なのでここに紹介させていただくことにします。以下3点が竹内氏の所感です。
1、中野への超高層ビルの建設も想定できるようですが、例の羽田空港の新着陸ルートとの関連性は、大丈夫でしょうか。中野上空を飛行して着陸する事が想定されていると思います。http://ntv.rgr.jp/rjtt/2020/s-12.gif
2、新しい航空路が出来る事により、「制限表面」の問題が起きる可能性が有ると思っています。現行の制限表面は、東京の市街地の側には設定されていないと思うのですが、今後どうなるかわかりません。もし設定されると、高さ295メートルのエリアになるので、かなり厳しいと思うのです。福岡市の中心市街地に超高層ビルが存在しないのは、これが理由だと私は思っています。http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/info/02.html
3、飛行機は、通常は高度3000フィートの予定ですが、色々な事情でそれよりも低く飛ぶ可能性が有ると思っています。そのために、余裕のある安全距離が必要だと思っています。中野区に直接影響する課題だと、私は感じています。
☆建物の高さが増すほどに上空の空中権にも十二分なる配慮をしなくてはいけないこと。大変参考になりました。感謝します。