中野駅周辺の話題

中野サンプラザどうなる(8)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中野サンプラザと西側に位置する中野区役所はその南側に位置する新北口駅前広場と一帯的に整備する計画です。双方共におよそ1haの土地ですから合わせて2ha。プラスして新北口駅前広場がありますから、2ha以上の用地に新しい施設をどうするか?を考えることにします。さて、しかしながら中野区役所用地は長期の賃借権設定や売却をして新庁舎(区役所)建設費用を捻出することになります。とういうことは新たな施設が勝手には使えないことになる可能性が高くなります。その新庁舎ですが、現在の中野区役所竣工が昭和42年(1967年)ですからあと2年で50年が経過。減価償却の年を迎えます。普通公共施設は50年を目処に耐用年数をカウントしていますので建て替えの時期をあと2年後に迎えます。新庁舎建設候補地は既に方針が固まっており、現在の中野体育館用地とその南側に国から購入した用地(現在駐車場、駐輪場として利用)の箇所に建設します。その機能はどうあるべきか、有識者による検討会議が開かれ、議会でも中野駅周辺整備特別委員会や建設常任委員会で議論が交わされているところです。それと以前にも本稿で触れたようにサンプラザ竣工が昭和48年(1973年)ですので、耐用年数や減価償却等合わせ考慮しますとここ10年の間に建て替えすることになります。そこに新北口駅前広場の整備が5年後(2020年)を目処に工事が始まります。中野区役所と中野サンプラザの耐用年数が10年間で派生しますので三者地区一帯整備ということになります。広いとは申せ、限られた用地の中に様々な機能を盛り込んだ施設を創るには当然高層化して床面積を増加するこが必要になります。そこで登場するのが国家戦略特区です。これを活用することで容積率を大きく増すことが出来る。それこそ高さ300m程度のランドマーク的な建物も可能になります。更に詳細は次回述べることにします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加