中野駅西口改札が6年後(平成32年)東京オリンピックの年に完成することで駅ビルの話は現実味を帯びてきました。そもそも中野駅西口改札が予定される中野区役所南側の自転車駐車場辺りには昭和30年代に駅前広場としての都市計画決定(今年度改正)をした歴史があります。現在の中野区庁舎は当時予定されていた駅前広場・西口改札と空中デッキで一体化する設計になっていたことは脚光を浴びたそうです。ご覧になると現在の中野区庁舎の南側1・2階のフロア建物だけが庁舎本体よりも南側にせり出しています。この構造は南に向けて空中のペテストリアンデッキにより西口駅前広場、さらには改札口と繋いで駅と庁舎が一体化される画期的な構想でした。駅前広場と庁舎一帯の往来が自由になることから人通りも増加、駅ビルの構想を当時の国鉄がもったとしても何の不思議もありません・・・
以下次回に続く