まちの話題

神山(こうやま)好市さんのこと。

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20150521_185043元中野区長で現在中野区体育協会会長をお務めの神山好市さんが『雑草の詩(うた)』なるご本を出版しました。早速、発起人が相集い出版記念の会が昨日(21日)中野サンプラザで関係者をお招きして盛会に開かれました。不肖私も発起人に名前を載せて下さったことも手伝い出席ということに相成りましたが、大先輩の神山さんの会ですから当然にして先輩諸兄勢揃いで、還暦を迎えたくらいでは”ひよっこ”扱いも当然であると同時に、私もこのような会合に呼ばれるほど歳を召した?と思い知らされた次第です。ともかく神山さんのお人柄とおり心あたたまる会でありました。さて、その神山さんですが、愛妻が昨年急逝されました。普通男性の場合そこでガクっ!と来て自分自身も弱ってしまう傾向にあるのはご承知の通りですね。しかもお子様のいらっしゃらないご家庭ですからなおさらです。しかし、神山さんは決して自分の生活のリズムを崩すことなく、淡々と暮らしていらっしゃることに感心しきりです。そんな環境にあってご自身の生き様を様々思い出し乍ら記すことがご本の出版に繋がったのだと推測いたします。結果、それが自らの励みと暮らしのリズムになり、今後の活力をも生み出したことにただ只管敬服の念を抱くのであります。昨日の会のご挨拶でも「今後ともよろしくお願いいたします」と締めくくられましたが、人生、歳を重ねても、心の有り様によって、『生涯現役!生涯青春!』感じた次第です。見習わなくてはいけませんね。

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コメント

  1. 茶谷 達雄 より:

    私は旧制中学以来の友人。彼の人柄を一言で表せば、「誠実一路」だ。

    例をあげれば、はったりなし、なんとなく遠慮がち、下働き厭わず、地道にじっくりと遣りぬく、義理人情に厚く、友人を大切に、 部下に慕われ、ファンも多い。自己主張は最後に、決めたら断固やり抜くとういう、世にもまれな性格の持ち主だ。
    だから半生を記録した出版記念会を本人は遠慮したのに、まわりがりが許さず、会が持たれ、神山さんとの思い出をマイクで語る人が多く、時間でやむなくお断りという状況だった。人間かくありたしと思うことしきりの会だった。。

    1. 市川 みのる より:

      ほんとうに素晴らしい方なんですね。決して言葉巧みな訳でもなく、お世辞を使うでも無く、黙々と尽くす後ろ姿に感銘を受けるのは当然ですね。私も見習うよう努力いたします。昨晩は最後まで居ることが出来ず失礼しました。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

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